少人数の会社向けSFAおすすめ比較|最低人数・年契約・入力の手間で選ぶ

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少人数の会社がSFAを選ぶときは、機能の多さより先に「何人から契約できるか」「年契約が必要か」「毎日の入力が続くか」を見るのが近道です。SFAには10人分から契約するものもあり、5人のチームでは使わない5人分も払うことになります。

この記事では、4つの製品を同じ物差しで並べ、3人・5人・10人のチームで実際にいくら払うか、見積書まで作るといくらになるかを計算しました。料金は2026年10月23日に各社の公式サイトで確かめたもので、出典は記事の末尾に載せています。

この記事は YOHARI を作っているゼンビットが書いています。中立ではないので、YOHARI はおすすめの順位に入れず、最後に別枠で紹介します。

少人数のチームが見るべき4つの点

  1. 最低人数

    1人から契約できるか、5人・10人分からか。最低人数に満たないと、使わない人数分も払う。これから人を増やす予定でも、まずは今の人数で払えるかを見る。

  2. 契約期間

    月ごとに解約できるか、1年契約が必要か。年払いの割引は大きいが、合わなかったときに1年分払い続けることになる。最初の数か月は月契約で試せると安心。

  3. 入力の手間

    商談のたびに手で打ち込むのか、録音やメモから記録が作られるのか。少人数のチームは営業担当が他の仕事も抱えていることが多く、入力が続かないSFAは半年で使われなくなる。

  4. 周りの仕事

    見積・請求・メール配信まで同じ製品で扱えるか。見積の機能は上位プランにしか無い製品が多く、使うつもりなら最初からそのプランの料金で比べる。

人数が少ないほど、1人あたりの単価より「最低いくら払うか」と「入力が続くか」の差が効いてきます。

主なSFAの比較(2026年10月時点)

いちばん安い有料プランで比べています。1人あたりの月額は税抜です。年払いと月払いで単価が変わる製品は、その旨を書き添えています。

製品1人あたりの月額(目安)最低人数契約期間向いているチーム
Zoho CRM(スタンダード)1,760円(年間契約の月額換算)1人から(無料プランは3人まで)月ごと・年ごとまず安く始めたい
HubSpot Sales Hub(Starter)2,400円(年払いの割引あり)1人から(無料プランは2人まで)月ごと・年ごとマーケティングも一緒に育てたい
Salesforce(Starter Suite)3,000円1人から月ごと・年ごと将来、大きく広げる予定がある
Mazrica Sales(Starter)6,500円10人分から(最低 月70,000円)公式サイトに記載なし10人以上で、国内のサポートを重視する
5人のチームで払う月額(税抜)
Zoho CRM
8,800円
HubSpot Sales Hub
12,000円
Salesforce
15,000円
Mazrica Sales
70,000円

単価 × 5人で計算。Zoho CRM は年間契約の月額換算、HubSpot は割引前の価格。Mazrica Sales は10人分からの契約で、組織ごとの AI の料金 5,000円を含む最低月額。

1人から契約できる製品は5人分の料金で済みます。10人分からの製品は、5人で使っても10人分を払うので、差がいちばん大きく開きます。

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人数別に払う月額

同じ製品でも、チームの人数で順番が変わることがあります。3人・5人・10人で払う月額を並べました(税抜・いちばん安い有料プラン)。

製品3人5人10人
Zoho CRM5,280円8,800円17,600円
HubSpot Sales Hub7,200円12,000円24,000円
Salesforce9,000円15,000円30,000円
Mazrica Sales70,000円70,000円70,000円

Mazrica Sales は10人までは月額が変わらないので、10人に近いほど1人あたりは下がります。反対に3人のチームでは、1人あたり2万円を超えます。

見積書まで作ると、いくらになるか

いちばん安いプランには見積書を作る機能が入っていない製品が多く、見積も同じ製品で作るなら上のプランが要ります。公式サイトで見積の機能が入っていると確かめられたプランで、5人のチームの月額を計算しました。

製品見積が使えるプラン1人あたりの月額5人で払う月額
Zoho CRMプロフェッショナル3,260円(年間契約の月額換算)16,300円
SalesforcePro Suite12,000円(年間契約)60,000円
Mazrica SalesGrowth12,500円(10人分から)130,000円
見積書まで作る場合に、5人のチームで払う月額(税抜)
Zoho CRM
16,300円
Salesforce
60,000円
Mazrica Sales
130,000円

Mazrica Sales は 12,500円 × 10人分に、組織ごとの AI の料金 5,000円を足した最低月額。HubSpot は見積の機能がどのプランから使えるかを料金ページで確かめられなかったため外しています。

見積を別の表計算ソフトや見積専用のサービスで作っている場合は、その費用と手間も合わせて比べると、本当の差が見えてきます。

製品ごとの特徴

Zoho CRM

無料プランは3人まで使えます。有料のスタンダード(年間契約で1人1,760円)でも、ワークフロー・売上予測・メールの一括送信が使えます。見積を作る機能はプロフェッショナル(1人3,260円)から。15日間の無料体験はクレジットカードの登録が要らず、有料プランには日本語の問い合わせ窓口があります。

HubSpot Sales Hub

無料プランは2人まで、決済情報の登録なしで使えます。Starter(1人2,400円・年払いの割引あり)には議事録のツールなどが入ります。ひとつ上の Professional は1人10,800円(割引前は12,000円)に加えて、1回限りの導入支援 180,000円が必須で、上げるときの費用の差が大きい製品です。

Salesforce(Starter Suite)

1人3,000円で、月払いと年払いを選べます。10人までの30日間の無料体験があります。見積と売上予測は Pro Suite(1人12,000円・年間契約)から。設定の自由度が高いぶん、社内に設定を担う人がいると力を発揮します。

Mazrica Sales

Starter は1人6,500円で、10人分からの契約です。組織ごとに AI の料金 5,000円がかかり、最低月額は70,000円。料金ページには、初期費用・開発費用は無料と書かれています。見積書の発行・ダッシュボード・カスタムレポートは Growth(1人12,500円)から使えます。

状況別のおすすめ

こんなチーム合いやすい製品気をつけること
とにかく費用を抑えて、まず取引先の一覧を作りたいZoho CRM、HubSpot の無料プラン記録の入力は手作業が中心。続けるための決まりを先に作る
問い合わせの獲得やメール配信も一緒にやりたいHubSpot上位プランへ上げると費用が大きく上がる。必要な機能がどのプランにあるか先に確かめる
数年後に人数や部署が大きく増える見込みがあるSalesforce設定の自由度が高いぶん、社内に設定を担う人が要る
10人以上で、国内の会社のサポートを受けたいMazrica Sales10人分からの契約になる。契約期間は契約前に確かめる

無料体験で確かめておきたいこと

どの製品にも無料プランか無料体験があります。資料や画面の写真だけで決めず、実際の商談1件分を入れてみると、合う・合わないがはっきりします。

  1. 昨日の商談を1件、そのまま記録してみる。入力に何分かかったかを測る
  2. スマホで開いて、移動中に記録や予定の確認ができるか試す
  3. 今使っているスプレッドシートの取引先と案件を取り込んでみる
  4. 見積書を1枚作り、社名・振込先・適格請求書の登録番号が思いどおりに入るか見る
  5. 人数を減らす・解約する手順と、年払いの割引の条件を確かめる

少人数でSFAを入れてよくある失敗

  • 項目を作り込みすぎて、入力に時間がかかり使われなくなる
  • 社長だけが見て、営業担当は前のスプレッドシートを使い続ける
  • 見積と請求は別のソフトのままで、案件の金額と請求の金額がずれる
  • 年契約で入れたものの合わず、1年間払い続ける

失敗を避けるには、入れたあとの最初の1か月の進め方を決めておくのが効きます。

  1. 1週目:入れるものを絞る

    取引先・案件・活動の3つだけを使う。項目は最低限にして、足りないものはメモに書いておく。

  2. 2週目:毎日1回入れる

    商談や電話のあと、その日のうちに記録する。入れる時間を夕方などに決めておくと続く。

  3. 3週目:見る場を作る

    週1回の打ち合わせで、SFAの画面を見ながら案件を話す。見られると分かると入力の質が上がる。

  4. 4週目:項目を足す

    メモにたまった「欲しい項目」を見直し、本当に使うものだけを足す。

YOHARI が合うチーム・合わないチーム

YOHARI は、商談の録音やメモから活動の記録を作り、見積・請求まで同じ記録でつなぐSFAです。スマホのブラウザ・Chrome の拡張機能・デスクトップアプリで録音でき、Web会議に録音用の参加者を追加しません。見積書と請求書はすべてのプランで作れ、請求は会計ソフト向けのCSVで書き出せます。

プラン月額(税抜)人数契約期間
ベーシック1人3,000円1人から5人まで月ごと
スタンダード1人8,000円5人分から月ごと・年ごと
アドバンス1人13,000円5人分から月ごと・年ごと

必須の初期費用はありません。ベーシックは1人から始められ、見積書と請求書も入っています。一方で、1人あたりの単価は Zoho CRM や HubSpot のいちばん安い有料プランより高めです。次のような会社には向きません。

  • 費用をいちばんに抑えたい(Zoho CRM や HubSpot の無料プランのほうが安い)
  • 電話の発信・録音とつなげたい
  • 会計ソフトと自動でつなげたい(CSVの書き出しまで)
  • 細かな承認の流れや独自の画面を作り込みたい(設定の自由度は大手のSFAに及ばない)

反対に、営業の記録が続かないことがいちばんの悩みで、見積や請求も別のソフトを使い分けている少人数のチームには合いやすいと考えています。

よくある質問

SFAとCRMは何が違いますか?

CRMはお客様との関係全体(問い合わせ・購入・サポート)を管理する仕組みで、SFAはその中でも営業の案件と活動を管理する仕組みです。少人数の会社では、1つの製品で両方を扱うことがほとんどです。

3人でもSFAは必要ですか?

取引先が増えて、誰がいつ何を話したかを口頭で共有しきれなくなったら入れどきです。担当が休んだり辞めたりしたときに困るかどうかで考えると判断しやすくなります。

無料プランだけで足りますか?

取引先と案件の一覧を作るだけなら足りることもあります。ただ、人数の上限(Zoho CRM は3人、HubSpot は2人)を超えると有料になり、見積や自動化は有料プランにしかないことが多いので、半年後に使いたい機能まで見ておくと乗り換えずに済みます。

年払いと月払いはどちらがよいですか?

最初の数か月は月払いで試し、使い続けると決めてから年払いへ切り替えるのが安全です。年払いの割引は大きいものの、合わなかったときに途中でやめられないことがあります。

スプレッドシートから乗り換えるときに何を移せばよいですか?

まずは今動いている取引先と案件だけを移せば十分です。過去の活動は、必要になったときに見返せるよう元のファイルを残しておけば困りません。

まとめ

  • 少人数のチームは、機能より先に最低人数・契約期間・入力の手間を見る
  • 10人分から契約する製品は、3〜5人のチームでは1人あたりが大きく割高になる
  • 見積書まで同じ製品で作るなら、上のプランの料金で比べ直す
  • 無料体験では、昨日の商談を1件入れて、かかった時間を測る
  • 料金は変わるので、契約前に公式サイトで確かめる

出典(2026年10月23日に各社の公式サイトで確認)

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